白山市議会 2022-12-14 12月14日-02号
石川県庁の知事室を再現し、薩摩、鹿児島県ですが、薩摩出身で、職務遂行に加賀藩武士とあつれきがあり、気苦労の多かった初代知事内田政風が映像により当時を振り返ります。内田は美川の宿舎で夜なべ仕事をしていて、次のような句を残しています。「夜もすがら寄せては返す波音に砕けるものは心なりけり」この和歌1つを取ってみても、維新間もなく忙しい中、思うように進捗しなかった情景が浮かんできます。
石川県庁の知事室を再現し、薩摩、鹿児島県ですが、薩摩出身で、職務遂行に加賀藩武士とあつれきがあり、気苦労の多かった初代知事内田政風が映像により当時を振り返ります。内田は美川の宿舎で夜なべ仕事をしていて、次のような句を残しています。「夜もすがら寄せては返す波音に砕けるものは心なりけり」この和歌1つを取ってみても、維新間もなく忙しい中、思うように進捗しなかった情景が浮かんできます。
僅か1年ほどであっても、美川に県庁が置かれたのは、初代県長官であった内田政風長官が、北前船交易の拠点として流通政策に有効な美川を選んだとされております。また、内田長官は、新政府に対し、県名を美川県とするよう申請したようですが、県庁所在地のある郡名から県名をつけるとした新政府の意向により、石川県となったとのことでした。